ものづくり補助金の申請に必要!「GビズID」の取得に要した時間について
/岐阜で中小企業の販路開拓、資金調達を支援するNARU経営事務所の広瀬陽介です。
2020年3月から公募が始まる予定のものづくり補助金ですが、中小企業庁のチラシによると、今回からJグランツと呼ばれる補助金のポータルサイトを使って申請することになるようです。
本日は、ものづくり補助金の申請に必要となるJグランツを利用するための手順と、実際にアカウント取得に要した日数をお伝えします。
Jグランツとは?
2019年12月23日にリリースされた補助金申請をインターネット上で完結させる新しい仕組みです。
GビズIDとは?
補助金の電子申請に際して、1つのアカウントで複数の行政サービスにアクセスできる認証システムです。ものづくり補助金の申請に必要なJグランツを使用するには、GビズIDのアカウントを取得する必要があります。
GビズIDには、①エントリー、②プライム、③メンバーという三種類のアカウントがあります。ものづくり補助金の申請には、プライムアカウントが必要となります。GビズIDのアカウント取得方法は、以下の動画に分かりやすくまとめられているので、是非ご視聴ください。
それでは、実際にGビズIDのアカウントを取得したので手順とアカウント発行に要した日数をご紹介していきます。
事前に準備するもの
法人の場合
・印鑑証明書
・代表者印
個人事業主の場合
・印鑑登録証明書
・個人の実印
GビズIDプライムの取得には、GビズIDの申請手続きはこちらのWebサイトから申請書を作成する必要があります。申請書は、事業者の基本情報(法人名、所在地など)とアカウント利用者の基本情報(氏名、生年月日、住所など)を入力するだけなので、3分程で入力できます。
GビズIDプライムの申請に必要な書類
法人の場合
・gBizIDプライム登録申請書(法人)
・印鑑証明書(発行日より3ヶ月以内の原本)
個人事業主の場合
・gBizIDプライム登録申請書(個人事業主)
・印鑑登録証明書(発行日より3ヶ月以内の原本)
入力が完了したら申請書のPDFファイルが立ち上がるので印刷して、作成日を記入し、代表社印(個人事業主の場合は実印)を捺印すれば、準備完了です。あとは印鑑証明書(個人事業主の場合は印鑑登録証明書)とともにGビズID運用センターへ郵送するだけ。
アカウントの取得に要した日数(2020年1月7日時点)
2020年1月7日 gBizIDプライム登録申請書に作成日を記入の上、実印を押して印鑑登録証明書とともにGビズID運用センターへ郵送
2020年1月22日 アカウント発行のemail受領
1月7日に必要書類を郵送したGビズIDですが、1月22日にアカウント登録が完了しました。1月8日に事務局に書類が到着しているため、ちょうど2週間でアカウントが発行できました。
今回はものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金などの利用者の多い補助金の公募が始まっていないため、2週間で発行が完了しましたが、公募開始後には混雑が予想されます。Jグランツの利用対象補助金を活用したいとお考えの方は、公募が始まる前にGビズIDの発行をオススメします。