変化に対応する力とは・・・
/最近、小学生の長女、次女が休日になると自分で予定を決めて図書館や友達の家に遊びに行くようになりました。たまには家族サービスしようと外出を提案しても、行かなーいとの返事。なんだか子供の成長が嬉しいような寂しいような複雑な気分の今日この頃です。
さて、そんなことから本日は「変化に対応する力」について、書き留めます。変化に対応するとは、将来の環境変化と自社の現状から課題を抽出して、実現に向けて戦略を策定、実行していくことです。
子供を英会話教室に通わせる親の意思決定を例にとると、
①将来の環境変化:グローバル化が進み英語を話す機会が増える、
②現状:子供は英語を話せない、
➂課題:英会話ができるようになる、
④戦略:英語で日常会話ができるようになるため、子供を英会話教室に通わせる、となります。
このプロセスにおいて、将来の環境変化と自社の現状を把握する力=情報力、課題を抽出して、戦略を策定・実行する力=意思決定力と定義すると、以下の方程式が成り立つのではないでしょうか。
経営に話を戻すと、一般的に情報力は、現場の最前線で活躍している間は右肩上がりで成長します。その後、現場の第一線から退き、経営への関与が強まると低下していく傾向にあります。これは、「事件は会議室でおきてるんじゃない!現場でおきてるんだ!!」という某ドラマの名言にもある通り、経営への関与が高まると、現場の生の情報を直接収集することが困難になるためです。一方、意思決定力は、経験年数に比例して右肩上がりで成長を続けます。これは、過去の経験が活かせること、年齢を重ねると地位・役職に基づく力が強まることが理由です。変化に対応する力を最大化するには、情報力と意思決定力の両輪を回す必要があります。
いよいよ2019年5月1日から元号が令和に変わり、新しい時代を迎えます。
新時代を迎えるにあたり、弊社では皆さまの情報力、意思決定力を整理して、変化に対応する力を最大化するためのサポートに注力してまいります!!